飲食店がテイクアウトをする際の注意事項をまとめました!

新型コロナウイルスの流行で多くの飲食店が通常の営業ができなくなる中、テイクアウトに活路を見出そうする動きが活発になってきました。

美味しいものが自宅でも食べることができてとてもうれしい反面、これから迎える梅雨や夏という季節に不安も感じます。

これは私が所属する乙訓食品衛生協会でも話題となり、会議を重ねた結果「チラシ」と「ウェブサイト」で注意喚起を行うことになりました。

そもそも飲食店がテイクアウトをやってもいいの?

資料を集めていますと、「飲食店がテイクアウトをやってもいいのか?」ということはお店側が考えているだけでなく消費者の皆さんもその安全性を危惧しているようだということがわかりました。

そこで、結論から申しますと、テイクアウトは可能です。飲食店営業許可の範囲でできるのです。ただしイメージとしては「こちらでお召し上がりですか?それともお持ち帰りですか?」という感じ。お店で提供しているメニューを持って帰れるというところです。

ですので、普段お店でしか味わえない特別なお料理がご自宅でもいただけるまたとないチャンスですので、積極的に利用してはいかがでしょうか?

テイクアウトで注意するべきこと

お店向けの案内ですが・・・

  • 【飲食店営業】では提供できないメニューがあります。
  • すぐに食べるとは限らないので温度管理を適切に行いましょう。
  • 万が一のために食中毒保険(PL保険)に加入しましょう。
  • 消費期限を明記しましょう。
  • アレルギー関連の食材をわかるようにしましょう。

詳しくは、今回作製した乙訓食品衛生協会HPの注意喚起ページをご覧ください。

【飲食店の皆様】テイクアウトを始める前にご一読ください。

チラシの配布、ウェブサイトの公開を経て

  • 乙訓食品衛生協会への飲食店さんからの問い合わせが増えました。
  • 新たに対応する「営業許可」や「販売許可」を取得して、商品のバリエーションを増やすお店が出てきました。

飲食店さんの安全なものを提供したい、美味しいものを届けたいという熱い気持ちが伝わりました。