洋食屋AKIRAさんとのコラボバーガー開発記’19
こんにちは、京都府長岡京市役所前の「タルトとフランス菓子専門店プチラパン」のシェフTOMです。
プチラパンは2月17日が開店記念日です。昨年始まった壮大なプロジェクト(?)が今年も動き出しました。
昨年のお話
昨年の11周年の日にスペシャルなメニューをお出ししようと、懇意にしていただいている洋食屋AKIRAさんとのコラボレーション作品を企画しました。
その名も『至福のハンバーガー’18』
皆さんに満足いただける最高の取組となりました。
【11周年企画】洋食屋AKIRA×プチ・ラパン ハンバーガー①から読み返す
今年は『至福のバーガー’19』
今年の試作品たち
今年も、プチ・ラパンの特製ブリオッシュを洋食屋AKIRAさんに持ち込んで試作品の提供をお願いしました。すると、なんと合計5種類ものバージョンを作ってくださいました。
- ドミグラスソース
- カレーソース
- テリヤキスモークソース
- チリソース
- ナポリタンソース
ドミグラスソースは洋食屋のド定番でもちろんとっても美味しいのですが、昨年使用しましたので除外。
カレーソースは我が家の子供達に一番人気でした。でも、このソースはあのフルーツと合わせてハンバーグをカツにしてもらったらものすごくおいしそうな気がしてしまったので来年にお取り置き。
テリヤキスモークは大人には評判が良かったのですが、薫製香を有効に活かすには私の技術が少し(?)未熟なために見送り。
で、やはり昨年に試作したときからAKIRAさんのスタッフさんの間でも評判の良かった「チリソース」を採用することになりました。
ナポリタンソースはブリオッシュではなくシュー生地に合わせてみました。少し小さめだったので、スナック・おやつといった感じになっていましたが、これはこれでうまい!プチ・ラパンでしか作ることができないであろう【シュー・バーガー】遠くない未来に皆様にも味わっていただけそうです。
さて具材をどうするか?
ソースが「チリソース」決まった時点で悩むことはなく、昨年の試作で取り合わせた。キノコのフリカッセ(クリーム煮)に決まりました。
エリンギ茸で食感を出して、フランス産の乾燥トランペット(黒ラッパ茸)で旨味をプラスします。これらの香りを最大限に引き出すように発酵バターでソテーした後に、プチ・ラパン自慢の北海道産生クリームで炊き上げます。バターも生クリームも料理店ではなかなかここまで上質な素材は使えませんので、ケーキ屋ならではの仕上がりと自負しています。
これの具材とソースの組み合わせは今年限り。数にも限りがありますので、ぜひ事項の予約システムをご活用ください。肉とブリオッシュのバターの香りを味わっていただきたい。という結論にたどり着きました。
『至福のバーガーセット’19』
最後までおいしく食べていただけるように、今回も相性の良い付け合わせをお付けしたセットにて販売します。
- ポム・ドフィノワーズ:
ハンバーガにはやっぱりポテトがないと。じゃがいもを厚くスライスしたものをニンニクの効いた牛乳とクリームで軽く炊いたのち、グラタン皿に移してスイス産のグリュイエールチーズをたっぷりと振りかけてオーブンでこんがりと焼き色を付けます。 - お野菜のマリネギリシャ風:
ア・ラ・グレックと呼ばれるお料理。ご家庭によくあるフツーなお野菜たちを、レモン汁と白ワインでさっと煮たさっぱり味です。お芋もハンバーグもブリオッシュもどちらかというと少しこってり系ですので、このお料理でお口をリフレッシュしてみましょう。
『至福のバーガーセット’19』の入手法
―さて気になる入手法方法は!?
基本的にご予約は受け付けません。申し訳ないのですが店前にお並びください。ただし一つだけご予約をすることができる方法をご用意しました。なぜならプチ・ラパンはケーキ屋さんだから。
詳細は【12周年感謝祭ご紹介ページ】をご覧ください。
洋食屋AKIRA店舗データ
〒617-0826京都府長岡京市開田3-8-11 藤田興産1F
OPEN/11:30~14:30(LO) 17:30~20:30(LO)
木曜定休日(月一度不定休あり)
TEL/075-952-3885
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